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周りを知り、己を知る 耐久消費財が高度に普及し、成熟社会となった我が国において、お客様の興味は、企業が作り出す「モノ」から、その作り出されたモノによってどんな「コト」が実現できるのか?という方へ移っています。また、中国を始めとしたアジア企業との競争に晒される中、海外市場とともに国内市場においても、価格以外に差別化要素が乏しいコモディティ商品での低価格化はますます進んでいます。 こうした厳しい環境の下、日本企業が21世紀を生き抜いていくためには組織能力(チーム能力)の再強化が必要です。個人の力の総和であるチームの力を最大限に高めるため、リーダーには各人の持つ力を目いっぱい引き出し、チームワークよく各人の能力や個性をうまく融合させることが求められています。そして一番大切なことは、リーダーを始め組織の全メンバーが自らのことをよく知り、己の強いところは生かしながらも弱いところは素直に認め、周囲から学びとっていく謙虚な姿勢を持つことです。 私の好きな言葉の一つに、「修身斉家治国平天下」があります。これは、自らを正し、己を知り、自分自身を修めれば、自分の家を修めることができる。家を修めることができれば、国を治めることができ、その後、天下を平和に安定させることができる、というものです。この言葉で“家”を職場に、“国”を会社に当てはめてみると、個人としてだけではなく企業人としても参考になるところ大であり、社員にも紹介しているところです。
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