東京電力鰹シ本電力所は北アルプスに源を発する豊かな水資源を水力発電のために利用しております。
梓川、高瀬川、犀川、千曲川の4水系で合計29箇所の水力発電所があり、総出力248万kWの電力を生み出しております。また、朝日村には東西日本の電力融通の一大拠点であります新信濃変電所があります。
さて、昨年7月に発生した中越沖地震で停止しております柏崎刈羽原子力発電所につきましては、更に災害に強い発電所を目指し、現在、調査、点検、復旧工事を懸命に進めております。弊社の発電電力量の約2割を担う同発電所の停止は経営上大変厳しいと同時に代替火力発電による二酸化炭素の増加(昨年度では日本全体で約2%の増加)など、改めて原子力発電所が置かれている重要性を痛感しております。
世界経済が厳しさを増す中、中長期的な視点から見れば限りある資源をどのように活かしながら持続可能な社会へ移行していけるかが課題であると思います。日本にとって食料自給率の向上と同様、エネルギー資源の確保も重要であり、弊社は今後とも原子力発電の推進と共に、水力発電をはじめとした太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの開発適用、高効率機器の開発普及に取り組んでまいります。
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