塩沢 荘吉 氏

ベイクックコーポレーション(株) 取締役会長
(本会 監事)

 

 

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 経営者のくせに音楽ばかりやっていて、と反省しています。もっと経営に時間を費やさなくてはいけないと思ってはいます。
 昭和9年2月生まれの私は、終戦の翌年に旧制長野商業学校に入学し、音楽部(吹奏楽)に入りました。間もなく学校は火災になり楽器が解けてしまい、仕方なくピアノを中心に合唱が始まりました。ですから合唱との出逢いは57年位になります。学生生活を終って長野に帰っても、市内の合唱団に入り、左手にいつも合唱楽譜を持っていました。
 今から4年くらい前、長野のムードが沈滞している時、経営者が先に立って大きな声を出さなくては・・・・と思い、経協や商工会議所、各ロータリークラブを中心に「みんなで声を出しませんか」と御案内を差し上げたところ、最初に30名くらいの人達が意気投合してくれました。だって、野球やバスケットなどでも負けそうな時、ベンチから「もっと声を出せっ!」と気合が掛るじゃないですか。珍しい集合体だから、まだ歌がうまく合唱になっていないのにお座敷の声が掛かり、2ヶ月目に市内の民放さんの画面に登場したりで、慌てた覚えがあります。団員の皆様は責任感が強く毎週の練習は30人以上が集い、練習内容ははかどりました。しかし反比例には覚えに時間が掛かり、楽譜から目が離れません。
 楽しいムードの中で、本年5月18日にサントリーホールで男声合唱の弟九をやろうと、東京の三枝成彰(作曲家)氏から連絡があり、準備・打合せが始まりました。六本木男声合唱団倶楽部・札幌ススキーノ・長野男声合唱団ZEN、そして名古屋栄南・長岡の集合を見て、286名の男たちが、「俺達だって天下を動かす」の標題を掲げ、新日本フィルハーモニーと中丸三千繪さん等、我が国一流のアーティストと同じステージで演奏する事となり、血圧をあげて練習に取り組みました。サントリーホールも満杯となり、聴く人も歌う人も全員が最高の感動を得ました。
  男声合唱団ZENは、もっと大勢の人と大きな感動の輪を作りたいのです、ご一緒にどうですか。