9月はじめ、刻々と北上を伝えられる台風9号。私の脳裏には四半世紀前の軽井沢が浮かび、嫌なルートを来るなと思っておりました。その予感が当たってしまい県下で5万1千戸の停電を招くという事態になりました。
被災地の中で佐久・軽井沢地区がひどいとの情報。早速対策本部を設営、復旧体制の確立を電力と共同して当たりました。しかし、現地は大木が倒れ道路を塞ぎ、被害調査員の行く手を遮り、具体的な被害がなかなかつかめない状況でした。
徐々に入ってくる情報から県内すべての要員を復旧作業に投入するとともに、さらに県外からも可能な限りの応援を求めグループ会社全体で対応することといたしました。
復旧現場からは、倒木の処理で悲鳴が上がってまいりました。とても電気工事従事者だけでは手に負えない大木、伐採作業の方が集まらないため復旧作業は危険で大変苦しいものとなりました。
何とか復旧はいたしましたが、新幹線ができ東京との距離が短くなったためか定住されている方が増えている別荘地、ライフラインの確保と私有財産である樹木の伐採問題は以前にもいろいろ議論をされましたが、今一度話し合われる事柄かと感じました。
また、復旧時あるお客様から倒木の処理を自衛隊に依頼したらと提案されました。高齢化が進み伐採作業のできる方も減っていくことでしょうから、今後の復旧体制のあり方を考えさせられました。
今回の復旧作業に対して、知事をはじめ多くの方から激励をいただき、二次災害もなく完了いたしましたことは大変ありがたく感謝いたしております。
|