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本会理事   清水 光朗 氏 

(カシヨ(株) 代表取締役社長)

 
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 10月に入り、皆様も衣替えの時候をお迎えの事と思います。しかしながら、今年は7月こそ梅雨が長引き果たして夏を迎える事ができるのだろうかと心配させましたが、8月に入ってからは猛暑を迎え、9月に入ってなお暑さが続き、ちょっと夏服から冬服へと切り替える事に、いささかの抵抗を覚えておられるのではないでしょうか。本当に、ここ数年の気候は、これまでの経験則が役に立たなくなってきているやに思います。
 もっとも経験則が役に立たなくなってきているのは、何も気候に限られただけの事ではなく、政治、経済、生活面と、社会全般にわたって言えるのでは無いかという想いを強く覚えています。ましてや私ども印刷業界にとって、社会のニーズも大きく変わり、ともすれば「終末の到来」を思わせる匂いを漂わせている様な気にさせられてしまいそうな昨今ですが、「終末」とは「旧い時代の終末」だと捉え、それは同時に「新しい時代の到来」をも意味しているのだと考えたいと思います。弊社は社是を「もっとも古く、もっとも新しく」と定めておりますが、これは先代の会長が「もっとも古く在る為、即ち伝統を紡いでいく為には、常に新しき試みを続けなければいけない」という思いが込められたものと理解しています。この混迷する状況の中に在っては、来るべき新しい未来への展望と、対応に想いを馳せるという様な、アグレッシブな試みこそが大切な事と信じ、日頃の業務に邁進する所存でございます。つきましては皆様からのより一層のご教示をお願いして、結びとさせて頂きます。