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一昨年、ある団体で後継問題についてのセミナーを企画して行ったことがありました。中小企業はその多くが同族会社であり、経営のバトンタッチについての様々な問題などについて話し合いました。後継者側の悩み、経営者側の悩み、バトンタッチ後のそれぞれの経験談などを集め、真剣に議論を行おうというものでしたが準備を進めていくうちに気付いたことがありました。私の周囲では父子間での事業継承が圧倒的に多く、抱える悩みも共通のものが多かったようでした。そのなかで最も感じたことは、悩んでいる親子ほどコミュニケーションが足りていないという印象でした。
多くの後継者にとって父親の存在と言うのは大変大きく、その言葉は絶対的なものだと思います。それゆえ反発している後継者も多いと感じています。また、父親の考え方が心の中に基本としてあるので、周囲の意見は二次的なものになってしまうようです。 |
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