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当工場は昭和41年に開設され、中型コンピュータ,磁気ディスク装置等の量産工場として発展を遂げてまいりました。しかし、90年代に入ると急速な円高を背景に、HDD組立やプリント板ユニット製造を順次東南アジア拠点に移管し、2000年から3年に及んだ構造改革を経て、現在ではMRヘッド用ウェハー、プリント板(02年10月に富士通インターコネクトテクノロジーズ鰍ニして分社化)等のプロセス型研究開発・製造・海外サポート、そしてグループ会社の開発センター等が混在する拠点に変貌を遂げております。
これまでの39年間を振り返ってみますと、様々な経営環境変化の影響を受け、IT産業という比較的恵まれた業界に居ながらも、最近では利益を着実に上げることが大変難しくなってきております。
こうした状況の打開策として、多くの経営者は競争力のある製品・価格・納期という、いわば経営の三要素を徹底的に高めてゆくことが大切であると言うでしょう。しかし、年々変化する国際会計基準、京都議定書の批准、個人情報保護、少子高齢化、若者達の人生観・生活観の変化等、企業を取り巻くめまぐるしい環境変化を考えると、経営の三要素をベースとしながらも、違った角度から経営を据え直し、新たな組織分化を定着させていくことが大変重要になってきていると思います。
当社では、コンプライアンス、CSR、お客様起点等の種々の経営分化を 「The FUJITSU WAY」にまとめ、従業員への徹底はもちろん、お客様や社外関係者の方々にご理解いただけるよう努力しております。中でも各組織(社内外を問わない)にとってのお客様起点を定義し、お客様の価値を高めることの徹底の中で、自分達の存在意義を確立していくこと、そしてこうした組織文化の確立のプロセスが、今後の経営基盤強化の原点であると認識しております。
北信越地域には、当工場の他にも多くの富士通グループ会社、営業・事業拠点が存在しておりますが、信州大学工学部、中枢的な官庁・自治体、そして裾野の広い、多くの地元企業を有する当地域において、「お客様起点経営」に基づく発展を続けて行こうとした時に、長野県経営者協会様の役割に期待する所が大変大きいことを申し上げ、結びといたします。
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